■製品情報
商品名：さんま飯寿司
生産地：北海道根室市歯舞
内容量：200g×2袋
賞味期限：発送後半年
配送方法：冷凍便
発送目安：注文から2週間以内に生産者から直接発送
北海道グランプリ受賞！こだわりの手作り飯寿司
飯寿司(いずし)とは、北海道や東方地方で作られる
寒い冬の保存食。
海産物を米、麹、野菜と一緒に漬け込むことで起こる
乳酸発酵によって独特の酸味と旨味が生まれます。
北海道の根室・歯舞地方でもさんまやタコなどの海産物を
大根や人参などと一緒に漬け込んだものが
冬のごちそうとして地元の人々に長年愛されています。
根室で漁業を営む北虹鱗水産の菊地真紀子さんは
お母様から受け継いだ飯寿司の作り方を独自にアレンジし
地元の人も驚くような斬新な飯寿司を作り上げました。
漁師の街・根室の食文化を伝えるため、
製法・素材にこだわった北虹鱗ブランドの飯寿司を確立。
第4回お漬物日本一決定戦にて北海道ブロックのグランプリを受賞し、
全国大会では東京タワー賞も獲得しています。
素材への徹底したこだわり
家業、家事、、家でも仕事でも
常日頃から鮮度の高い海産物に触れている菊地さんは
魚の一番美味しい状態を知る目利き。
さんまの仕入れには必ず立ち会い、
脂ののりや鮮度を自ら確認しながら
飯寿司に最適なものを選んでいます。
また、お酒やお米、野菜も発酵の過程に影響を与える
飯寿司には欠かせない食材です。
これらもすべて、北海道の食材を中心に厳選しています。
お酒・・・根室の地酒「北の勝」
北海道の地酒を漬け込んだ中で一番美味しいと感じたのがこのお酒。
大漁祈願、安全祈願の御神酒として昔から船のお清めにも使われてきた伝統ある銘柄。
お米・・・「ゆめぴりか」
北海道が誇る高級ブランド米で、甘みが強く、
飯寿司の発酵に適した食感を持っています。
こちらもいろいろ試した結果一番理想の味が出せたのがこの品種。
野菜・・・国産のものを使用
味のバランスを整える野菜は、すべて国産のものを厳選。
安全で美味しく、発酵の旨味を引き立てる大切な役割を果たしています。
旨みが染み込んでおり、野菜だけでもお箸が進みます！
すべて手作業。妥協のない製造工程
先述の通り、北虹鱗水産の飯寿司は
菊池さんが一人で手仕込みしています。
もともとは提携する水産業者と商品開発を行っていましたが、
「本当に納得のいく飯寿司を作りたい」という強い想いから
すべての製造を自らの手で行う道を選択。
魚の下処理から野菜の切り方、発酵の管理まで
すべての工程に細心の注意を払いながら仕込んでいます。
そのため、機械では決して再現できない
自然な発酵の旨味が凝縮された飯寿司が完成するのです。
あっさりとした食べやすさの追求
飯寿司は発酵の独特な風味が強く、
好みが分かれる料理でもあります。
元来根室で作られている飯寿司はお米の量が多く、
粘り気の多い、どっしりしたものが定番で
発酵食品を食べ慣れていない方にとっては
少しハードルが高い印象があるかもしれません。
一方で、北虹鱗水産の飯寿司は
子供から大人まで楽しめる「爽やかな味」。
発酵のバランスを絶妙に調整し、
魚や米の旨味を引き出しながらあっさりと仕上げています。
初めて飯寿司を試す方
発酵食品が苦手な方にも一度食べていただきたい、
ご飯のお供、お酒のあてにもおすすめな
北海道の海の幸をフレッシュに味わえる逸品です。
発酵食文化の継承
根室では寒冷な気候を活かした発酵食品の文化が根付いており、
飯寿司も家庭ごとに受け継がれるレシピがあるほど
地域の人々にとって大切な食べ物です。
地域のスーパーや市場でも飯寿司は販売されていますが、
現代の食文化の変化により
飯寿司を食べる機会は徐々に減少しています。
発酵食品である飯寿司の
自然の旨味と栄養価の高さが改めて見直され、
現代の食卓にもマッチする食文化として
これからも継承されてほしい。
そんな想いを胸に菊池さんは今日も丁寧に、
飯寿司を仕込んでいます。
